Reason

今まで、「○○を見た瞬間にビビッときて」ということがなかった。(ビビッとくる本とか人はあるけど)きても全身に衝撃などこない。どちらかというと「こうしたい」くらいで、見落としてもおかしくない微細な衝撃のみ。

 

いちばん身近にいたお母さんが「ビビッと」タイプだったから、そんな人が羨ましくてしょうがなかった。(ずっと続けてないにしても、全てをかけて夢中になったときがあるだけで羨ましい)

私もいつか出会って、それを続けていくんだ、それまでどれくらいかかるのだろうと思ってた。見つからないことに不安や悩み、焦りもあった(慰められても、ある意味尖ってたから素直にうなずけなかった)

 

そんななか(私の中の)革命的だったのは、10年以上その職に携わってる庭師の親方さんも茅葺き職人の親方さんも、スタートは「なんとなく腰掛け程度で」とか「とりあえずやってみるか」とか大した理由はなかったこと。

だからこそ、庭師の親方さんは、「業界の大変な部分を見ても続けてこれたんじゃないのかな」とも。

はじめにガチガチになって決めるのではなく、ぬるっと始めてみることって、大切なのだなあ。そこから先は、その人次第。立ち止まって悩んでたけど、歩いたり走ったりしながら考えるのも悪くないね。